【フリマアプリ比較】メルカリ、ラクマ、PayPayフリマ、一番得するのはどれ?手数料やスマホ決済アプリについても検証

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これからフリマアプリで不用品を出品しようとしていてフリマアプリがいろいろありますが、メルカリが一番得するのでしょうか?

フリマアプリは先駆けであるメルカリが一番有名ですが、他にもラクマやPayPayフリマなど多数あります。

 

今回この記事では、それぞれの手数料や決済機能などを比較し、どのフリマアプリを使うのがおすすめなのかを解説します。

 

フリマアプリは、メルカリ、ラクマ、PayPayフリマ以外にも多数ありますが、利用者数や商品の売れ行きから比較にならないので、今回はメルカリ、ラクマ、PayPayフリマの3つのフリマアプリに絞って解説します。

フリマアプリ比較表

  メルカリ ラクマ PayPayフリマ
利用者数 2,216万人
(2019年4月時点)
1,115万人
(2019年4月時点)

308万人
(2019年11月時点)

販売手数料 10% 3.5%+税 10%
振込手数料 200円 210円
(楽天銀行なら1万円以上で無料)
100円
(ジャパンネット銀行なら無料)
利用できるスマホ決済アプリ

・メルペイ

・楽天ペイ
・LINE Pay
・FamiPay

・PayPay

サービス開始時期 2013年7月 2014年11月 2019年10月

フリマアプリ別送料比較

  メルカリ ラクマ PayPayフリマ
ネコポス 195円 200円

195円

ゆうパケット
(~1kg)

175円

 179円 175円

ゆうパケットプラス
(~2kg)
※専用BOX

375円
宅急便コンパクト
※専用BOX

380円

530円

380円

宅急便(~2kg)
ゆうパック(~25kg)
60サイズ
700円 800円(※)
700円(※)
700円
宅急便(~5kg)
ゆうパック(~25kg)
80サイズ
800円 900円 800円
宅急便(~10kg)
ゆうパック(~25kg)
100サイズ
1,000円
※ゆうゆうメルカリ便(匿名)
最大サイズ
1,150円 1,000円
宅急便(~15kg)
ゆうパック(~25kg)
120サイズ
1,100円 1,350円 1,100円
宅急便(~20kg)
ゆうパック(~25kg)
140サイズ
1,300円 1,500円 1,300円
宅急便(~25kg)
ゆうパック(~25kg)
160サイズ
1,600円
※らくらくメルカリ便(匿名)
最大サイズ
1,500円 1,600円
ゆうパック(~25kg)
170サイズ

1,800円
※ゆうパック(おてがる便)
最大サイズ
1,500円 通常のゆうパック対応

※ラクマの60サイズについては、緑文字が宅急便、赤文字がゆうパック

売れやすさで選ぶならメルカリ

商品の売れやすさで選ぶなら、メルカリがおすすめです。

 

メルカリのユーザー数は、2019年4月時点でラクマの約2倍います。

 

ユーザー数が多いということは、それだけ商品を見られる確率が上がるということです。

 

単純に、商品を販売する時に5人のお客さんに見られるより10人のお客さんに見られた方が売れやすいですよね。

 

PayPayフリマは、2019年10月にリリースし2019年11月でユーザー数308万人と、1ヶ月で300万人も利用者が増えてますが、おそらくまだまだメルカリやラクマのユーザー数には至っていないでしょう。

 

早く売り切りたい、スピード重視の場合はメルカリをおすすめします。

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手数料の安さで選ぶならラクマ

手数料を安く抑えたいということであればラクマがおすすめです。

 

ラクマの魅力は、なんと言っても販売手数料の安さです。

 

メルカリやPayPayフリマが10%なのに対し、ラクマは3.5%+税なので同じ値段で販売した場合、ラクマの方が多く利益を残せます。

 

例えば、10,000円の商品をラクマとメルカリそれぞれで販売した場合で比較すると、

  メルカリ ラクマ
販売価格 10,000円 10,000円
販売手数料 1,000円

 385円

送料(ゆうパケット) 175円 179円
入金額

8,825円

9,436円

差額 611円

というように、同じ10,000円で売れたとしても611円の差が生まれます。

 

ただラクマはメルカリほどユーザー数が多くないため、売れ行きもメルカリほど良くはないです。

 

多少時間がかかってもとにかく利益を多く残したい、手数料を安く抑えたいという場合はラクマをおすすめします。

宅急便コンパクトの損益分岐点は2,440円

ラクマは手数料が安いので、利益を多く残したい人にはおすすめですが、ただ単に手数料が安いというだけでどんな商品でもラクマがお得かというとそうではありません。

 

宅急便コンパクトを使う商品については、メルカリの方が利益が大きい場合もあります。

 

宅急便コンパクトは、メルカリでは380円、ラクマでは530円と150円の差があります。

 

つまりメルカリとラクマの販売手数料の差分が150円未満であれば、宅急便コンパクトを使う場合メルカリの方がお得だということです。

 

販売価格ごとのそれぞれの利益で比べてみるとこうなります。

販売価格 メルカリ ラクマ
1,000円 520円 432円
1,500円 970円

 912円

2,000円 1,420円 1,393円
2,440円
※損益分岐点

1,816円

1,816円

2,500円

1,870円

1,874円

3,000円 2,320円 2,354円
5,000円 4,120円 4,277円
10,000円 8,825円 9,436円

注)専用BOXの購入代金は含んでいません。

 

メルカリとラクマの損益分岐点は2,440円です。

 

発送時に宅急便コンパクトを使用する場合、販売価格が2,440円以下だとメルカリの方がお得で、2,440円以上だとラクマの方がお得だと言えます。

スマホ決済サービスPayPayにチャージするならPayPayフリマ

PayPayフリマの最大のメリットは、売上残高をスマホ決済サービスPayPayにチャージできるという点です。

 

PayPayは、泣く子も黙る最強のスマホ決済サービスなので、他のスマホ決済サービスは利用してないけど、PayPayは使っているという人も多いのではないでしょうか。

 

使用できる店舗の数も他の決済サービスとは段違いに多いです。

 

メルカリもメルペイ、ラクマも楽天payとスマホ決済サービスがありますが、利用者数や使える店舗の数などはPayPayには及びません。

 

売上高をチャージしてPayPayを使用したいという方にはPayPayフリマがおすすめです。

まとめ

この記事のポイント

  • どのフリマアプリを選ぶかは目的によっておすすめが異なる
  • 時間重視!最速で売り切りたいならメルカリ
  • 利益重視!多少時間がかかっても利益を多く残したいならラクマ
    • 宅急便コンパクトを使う場合は金額によってはメルカリの方がお得な場合もある
    • 宅急便コンパクトを使う場合のメルカリとラクマの損益分岐点は2,440円
  • 決済サービス重視!PayPayにチャージしたいならPayPayフリマ

今回、メルカリ、ラクマ、PayPayフリマの3つのフリマアプリについて解説しました。

 

どれを使えばいいかというのは、あなたが何を重要視するかで変わります。

 

ぜひ自分の目的に合ったフリマアプリを使用してください。